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古瓦倉庫の技術

「甍(いらか)」

瓦が葺かれた屋根を「瓦葺」、「瓦葺屋根」、「甍」などと言います。
瓦を屋根に施工することを瓦を葺くといい、
その施工に携わる業者を瓦葺き職人と呼びます。

住宅を長持ちさせるのに必要なのは屋根のメンテナンスです。屋根は風雨から建物を守ます。

屋根の材料には多くの種類があり、古くは藁や木の板なども使われてきましたし、海外では石を薄くスライスしたものなども使われてきました。
現在主流になっているのは、粘土を成型して焼いて作る粘土瓦か、セメントなどの工業系素材で作られるものなどです。
長年の経験で耐久性や風景に合うデザインの瓦を上げろと言われたら、間違いなく日本瓦(いぶし瓦)を推薦します。

瓦は昔は一部の限られた人にしか使えないものでした。古代から寺院などに使われ、安土桃山時代以降はお城や大名屋敷、土蔵などにしか使われづ、
民家などにも使われ始めたのは江戸時代中期以降、江戸の後期には倹約令の対象にもされた貴重で高価なものでした。

瓦の良し悪しを判断する要素に 一土、二焼き、三作りと言われます。
古くからの伝統と匠の技が込められたのが日本瓦です。

そして、その瓦を扱うにも匠の技が必要です。
粘土を焼成して作る日本瓦は、1枚1枚実は個性があります。1枚1枚の瓦と向き合い、どのように葺いていくか
それには長年の経験が必要です。

いまこそ日本瓦の良さを皆様にも知っていただき、ぜひ使っていただきたいと思います。
それが古瓦倉庫の瓦葺き職人である私たちの思いです。